ビーチクリーンで、いつも多いのがペットボトル(PETボトル)。
The Guardian の3月18日の記事「Recycled plastic bottles leach more chemicals into drinks, review finds」によると、リサイクルペットボトルに入っている飲料は、新品のペットボトルに入っている飲料よりも、有害な化学物質を高い濃度で含んでいることが明らかとなったそうです。これは、PETのリサイクルの過程に問題があるようで、よりクリーンなリサイクルの方法が必要であると、研究者は警告しています。
そもそもPET(ポリエチレンテレフタレート)は、ビスフェノールAなどの内分泌かく乱物質を含む、多くの化学汚染物質の潜在的な発生源としても知られています。
海で拾ったペットボトルは、ごみとして燃やしても、地面に埋めても、空気や水や土を汚染してしまう。リサイクルも、まだうまくできていないらしい。「この問題の究極の解決策は、社会がPETの使用を完全に終わらせること」ですけれど…まずはマイボトルを持ち歩くなど、私たちが手軽にできるところからやってみるのが良さそうですね。
私は、好みの飲み物を、好みの温度で持ち歩ける、ステンレスの保温ボトルを愛用しています。